チーピンを防ぐ!ゴルファーのためのハムストリング&胸椎回旋エクササイズ
チーピンを防ぐ!ゴルファーのためのハムストリング&胸椎回旋エクササイズ
ゴルフのスイングで「チーピン」に悩んでいませんか?
チーピンとは、ボールが左へ急激に曲がるミスショットのこと。これは、スイング時のフェースの向きや軌道の乱れが原因となりますが、その背後には身体の柔軟性や可動域の問題が隠れていることが多いのです。
✅ ハムストリング(太ももの裏)の硬い → 前傾姿勢が崩れ、スイング軌道が乱れる
✅ 胸椎の回旋が不足している → 手打ちになりやすく、フェースのコントロールが難しくなる
✅ 体幹が不安定 → スイング時の軸がブレてしまう。
このような状態では、いくらスイングを修正してもチーピンの根本的な解決にはなりません。
そこで今回は、ゴルフのスイング改善に効果的な「ハムストリングのストレッチ&胸椎回旋エクササイズ」をご紹介します!
1. ハムストリング&胸椎回旋エクササイズのやり方
①スタートポジション
- 片膝を床につけ(ランジ姿勢)、反対側の足を前に伸ばす
- 上体をまっすぐ起こし、体幹を安定させる
- フォームローラーやスティックを両手で持つ(なくてもOK)
②ハムストリングストレッチ
- 伸ばした前脚のつま先を天井に向ける
- 背筋を伸ばしたまま、股関節からゆっくり前傾
- 太ももの裏(ハムストリング)が伸びるのを感じる
③胸椎回旋エクササイズ
- 両手を広げるか、スティックを肩に乗せる
- 骨盤は正面をキープし、上体をスイング方向へゆっくり回す。
- 目線は回旋方向に向け、胸を開くように意識
④動作の流れ
- 息を吐きながら ゆっくり回旋し、可動域いっぱいまで動かす
- 息を吸いながら ゆっくり元の位置に戻す
- 片側10回程度 行い、反対側も同様に行う
2. エクササイズのポイント&注意点
✅ 骨盤を固定する!→ 骨盤が回ると胸椎の回旋が十分にできず、効果が半減する
✅ 腰を反りすぎない! → 体幹を安定させることで、腰への負担を軽減
✅ 肩や腕ではなく、背骨(胸椎)を回す意識! → 腰や肩だけで動かないように注意
✅ ハムストリングをしっかり伸ばす! → 柔軟性を高めることで、スムーズな回旋を促す
3. なぜこのエクササイズがチーピン防止に効果的なのか?
チーピンはスイング時のフェースの過剰な閉じや、アウトサイドインの軌道が原因で発生します。
このエクササイズを行うことで、以下の3つの改善が期待できます!
① スイング時の前傾姿勢をキープしやすくなる
- ハムストリングの柔軟性が低いと、前傾姿勢が崩れやすい
- 前傾が崩れると、ダウンスイング時にフェースが閉じやすくなり、チーピンが出る
- ハムストリングをストレッチすることで、正しい前傾姿勢を維持しやすくなる
② 体幹の安定性が向上し、クラブフェースのコントロールをしやすくなる
- 体幹が不安定だと、手打ちになりやすく、フェースの管理が難しくなる
- 体幹を安定させることで、スイング中の余計な動きを抑え、正しいフェース管理が可能
③ 胸椎の回旋が改善し、スムーズなインサイドアウトのスイング軌道が作れる
- 胸椎の回旋が不足すると、腕や手だけでスイングしがち
- これがアウトサイドイン軌道の原因となり、チーピンを引き起こす
- 胸椎の可動域を広げることで、より理想的なスイングプレーンを作れる
4. まとめ
ゴルフのスイングを改善するためには、フォームだけでなく、身体の柔軟性と可動域を整えることが重要です。
このエクササイズを取り入れることで、
✔️ 前傾姿勢が安定し、スイング軌道が整う
✔️ 体幹が強化され、フェースのコントロールが向上!
✔️ 胸椎の回旋がスムーズになり、スイングが理想的な軌道へ!
特に、チーピンに悩んでいる方はスイング修正だけでなく、身体の機能面からアプローチすることが大切です。
ぜひ、ウォーミングアップやスイング練習前に取り入れてみてください!