リラキシンと生理痛、妊娠中の腰痛について
こんにちは、西新パーソナルジムゴルフトレーニング研究所のTATSUMIです(^^)
本日は、リラキシンと生理痛、妊娠中の腰痛についてご紹介します。
妊娠中の女性の体内で分泌される「リラキシン」というホルモンは、子宮筋を緩め、胎児の成長に適した状態を作ります。しかし、このホルモンは体全体に影響を及ぼし、生理痛や腰痛についても変化をもたらすことがあります。
1. リラキシンと生理痛
生理痛は月経時に子宮の収縮が原因で起こる痛みです。リラキシンの分泌により、子宮の収縮が緩和され、生理痛が軽減されることがあります。ただし、リラキシンの作用は体全体に及び、生理痛以外の部位で不快感を感じることもある点に留意が必要です。
2. 妊娠中の腰痛
妊娠中にはリラキシンの分泌が増加し、骨盤周辺の関節や筋肉が緩みます。これは胎児の成長と分娩に備えた生理的な変化ですが、逆に腰痛や骨盤痛を引き起こす要因ともなります。妊娠中の女性はこの痛みに悩むことが多いため、適切なケアが必要です。
3. 対策としての注意点
- 妊娠中の腰痛に悩む場合、医師や助産師と相談しながら適切な運動やストレッチを行いましょう。
- リラクゼーション法や温熱療法(温水浴、温湿布)を試し、痛みを和らげる方法を見つけることが大切です。
- 過度な運動や姿勢の悪さが痛みを悪化させることがあるため、注意が必要です。
リラキシンは妊娠中における重要なホルモンですが、その作用が腰痛や生理痛に影響を及ぼすこともあるため、適切なケアと医師のアドバイスを受けることが大切です。健康な妊娠期間を過ごすために、リラキシンと共に上手に付き合いましょう。
参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ptcse/26/1/26_26-011/_pdf/-char/en