O脚でお悩みの方へ
【O脚が起きる原因】
O脚は、立っている状態で両足のラインが外側に曲がっている状態のことを言います。
原因には、立ち方や座り方などといった姿勢の悪さ、生活習慣でO脚を引き起こしていることがあります。
例えば、サイズの合わない靴やハイヒールを長時間はいていると身体の重心がずれ、バランスの悪い歩き方となってしまいます。このような悪い生活習慣が続くと骨盤や下半身にゆがみが生じ、股関節が外側に開きやすくなることでO脚を発症すると考えられます。
※女性に多いお悩みでもあります。O脚が悪化してしまうと脚のラインが出るスカートやスキニージーンズなどおしゃれなファッションが楽しめなくなります。また、変形性膝関節症を発症するリスクもあります。
【O脚のチェック方法】
1. 鏡を使ったチェック
鏡の前に立ち、両足を揃えて立ちます。そして、膝の内側がくっつかっているか、足先が外向きに広がっているか、鏡で確認します。
2. 膝の間に手を挟んでチェック
両足を揃えて立ち、膝の間に手を挟んでみます。手が挟めなかったり、膝の外側に手が当たる場合は、O脚の可能性があります。
3. 体幹を支えながら膝を曲げてチェック
壁に背中をつけ、かかと、お尻、肩甲骨、頭部を壁につけます。そのまま両膝を曲げ、かかとを上げた状態で立ちます。この状態で、膝が内側に寄り、足先が外側に向いているか、チェックしてみます。
これらの方法で自分自身がO脚かどうかをチェックできます。
ただし、正確な診断は医師や専門家によるものが必要となります。O脚が気になる場合は、専門家に相談することをお勧めします。
【O脚のタイプ】
O脚には4つのタイプの特徴
・股関節O脚
両脚を揃えたときに股から下が開いてしまうタイプは股関節O脚と呼ばれます。
特徴は、外側の股関節の骨が出っ張ることで歩行時や座っているときに「お尻」や「太もも」に負担がかかり筋肉が発達して太くなりやすくなります。
症状によっては外反母趾や足底腱膜炎などの合併症が発生することがあります。
・膝下O脚
両脚を揃えたときに太ももがくっつくものの、膝下がくっつかないタイプは膝下O脚と呼ばれます。
特徴は、外測の膝の骨が出っ張ることで脛骨に付着する「前脛骨筋」や「長腓骨筋」などの筋肉が発達して太くなりやすくなります。
・XO脚
両脚を揃えたときに膝はくっつきますが、股下と膝下がくっつかないタイプはXO脚と呼ばれます。
XO脚は内股の姿勢となるため、足の外側の筋肉が発達して太くなりやすくなります。
・股関節と膝のO脚
股関節O脚は、足首が正常な位置にあるときでも、膝が内側に向かって曲がっている状態です。一方、膝下O脚は、足首が正常な位置にあるときでも、膝から下の部分が内側に曲がっている状態です。股関節O脚と膝下O脚の併発は、より深刻なO脚の状態を示していることがあります。このような状態では、足首から膝、そして股関節までの全体のバランスが崩れており、身体の重心が不安定になることがあります。このような状態が続くと、膝や股関節に負担がかかり、関節炎や変形性関節症のリスクが高まることがあります。そのため、早期に専門医に相談し、適切な治療を行うことが重要です。
【O脚がもたらす症状】
O脚は見た目が悪くなるだけではありません。
症状が悪化してしまうと膝がこわばり、膝の曲げ伸ばしがスムーズに行えなかったり、変形性膝関節症などといったリスクも高まります。
代表的な症状
・変形性膝関節症
O脚によって、膝関節に加わる力が増加し、膝関節の内側に負担がかかるため、膝関節軟骨の劣化や変形性膝関節症の発症リスクが高まります。
また、O脚が進行すると、足首や膝の外側に負担がかかり、膝関節の内側側副靭帯や外側側副靭帯のバランスが崩れることがあります。これによって、膝関節の安定性が低下し、膝関節に加わる負担が増加することがあり、変形性膝関節症の進行を促すことがあります。
そのため、O脚がある場合は、膝関節の負担を軽減するために、適切な治療や予防策が必要です。具体的には、足底板やインソール、整形外科的手術などの治療法があります。また、O脚を改善するためのエクササイズやストレッチも有効です。早期の治療や予防策を行うことで、変形性膝関節症の進行を遅らせることができます。
・冷えやむくみ
O脚によって膝関節の内側に負荷がかかり、脚の血流が悪化することがあります。そのため、足先や足首が冷えたり、むくんだりすることがあります。
O脚による冷えやむくみの症状を改善するためには、まずO脚自体を改善することが重要です。また、適度な運動やストレッチ、足のマッサージなどを行うことで、血流を促進し、冷えやむくみの緩和が期待できます。さらに、靴や靴下の選び方にも注意することが重要です。靴下は圧迫感の少ないものを選び、靴は足に合ったものを選ぶようにしましょう。もし、冷えやむくみの症状が重度であれば、医師に相談することも必要です。
【ゴルフトレーニング研究所のO脚アプローチ】
O脚を改善するためには、適切な筋力トレーニングやストレッチを行うことが大切です。
以下に、O脚改善のためのトレーニング方法をいくつか紹介します。
・O脚は、体重が内側に偏っている状態が続くことで生じるため、バランス感覚を養うトレーニングも効果的です。
シングルレッグバランス:片足立ちでバランスを取るトレーニングです。壁や椅子に手をついて、バランスを取りやすくすると良いでしょう。
・内転筋は、太ももの内側にある筋肉で、O脚を改善するためにはこの筋肉を強化することが重要です。
サイドランジ:体重を片方の足にかけ、もう一方の足を斜め後ろに踏み出すようにしながら、腰を下ろすトレーニングです。このときに内転筋を意識して使うようにすると効果的です。
O脚は筋肉的やバランスによる改善は可能です。
数回通っていただいてその中で癖を改善するボディメンテナンスやトレーニングを行い、お客様と一緒に長期的にみて改善をしていきます。
ご注意!
このページでは、「O脚の症状や対処法」について紹介しています。記事執筆時点での情報です。
正確な情報を記すように努めていますが、医学的視点や見解の違い、科学の進歩により情報が変化している可能性もあります。記事だけで判断せず、情報の一つとして読んでいただけたらと思います。
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